2016年07月05日

2016年  よんでおもしろかってベスト10 (下)



(これは、本来だと6月30日に掲載されるもの。 しかし、今回は前々週に臨時の一条工務店・ i-smartⅡが入ったので、1週間ずらして6月5日の掲載になったことを、前もってお断りしておきます)

今期は読書の関係で、6月早々で上半期のベスト10を締切った。
今年 上半期の1位と2位を決めるのには、やはり迷った。
なにしろ、■印のトップ10候補が110点もある。 前回よりは5点も増えている。
その中から、どれをトップ10にもってくるかで 悩ませられた。 
そして 当然トップ10に入ると思っていた ●市村正也著 「太陽電池入門」 ●田中裕司著 「希望のイチゴ」 ●前間孝則著 「悲劇の発動機・誉」 ●竹中平蔵著 「イノベーションの仕事例」 ●柴田明夫著 「シェル革命の夢と現実」 ●澤満寿子 「チャンスの波に乗りなさい」 ●楡周平 「虚空の冠」(上)(下) などが、ベスト10から姿を消してしまった。


(これは、本来だと6月30日に掲載されるもの。 しかし、今回は前々週に臨時の一条工務店・ i-smartⅡが入ったので、1週間ずらして6月5日の掲載になったことを、前もってお断りしておきます)

今期は読書の関係で、6月早々で上半期のベスト10を締切った。
今年 上半期の1位と2位を決めるのには、やはり迷った。
なにしろ、■印のトップ10候補が110点もある。 前回よりは5点も増えている。
その中から、どれをトップ10にもってくるかで 悩ませられた。 
そして 当然トップ10に入ると思っていた ●市村正也著 「太陽電池入門」 ●田中裕司著 「希望のイチゴ」 ●前間孝則著 「悲劇の発動機・誉」 ●竹中平蔵著 「イノベーションの仕事例」 ●柴田明夫著 「シェル革命の夢と現実」 ●澤満寿子 「チャンスの波に乗りなさい」 ●楡周平 「虚空の冠」(上)(下) などが、ベスト10から姿を消してしまった。

◆10位は、小説が3点。
  
火坂雅志著「美食探偵」
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著者は新潟市の出身で、早大卒の歴史作家。 2009年には NHKの大河ドラマ 「天地人」 で一躍有名に。 しかし昨年、59歳で死去。
この著は、実存した村井弦斎という明治から大正時代にかけて活躍した著述家を主人公に、明治時代を背景にグルメとミステリーで描いたもの。 2005年になって、岩波文庫から弦斎の 「食道楽」 が出版され、50万部を超すベストセラーになっている。 この小説はそれより早く2000年に出版され、03年には講談社が、08年には角川が文庫化している。 私が読んだのは角川文庫。
ともかく、一昔前のことだから、グルメといってもカツレツ、牛鍋、ヒラメのグリル、ウズラのローストにアイスクリンしか出てこない。 これに、死者の復活、衆人の中での殺人、人間消失などの事件が絡んでくるのだが、なかなか楽しく読ませてくれる。
ともかく、時代背景がすぐれているので、あっという間に読み終えた。

池井戸潤著「銀翼のイカロス」
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この著書は5月10日のこの欄で取上げている。 
JALの再建のために、500億円もの大金を銀行側に泣いてくれという虫のよい話が、当時の民主党の指導者から強制された。 これでは絶対にJALの体質改善にはならないと、東京中央銀行の頭取は、窓口を営業第二部へ勝手に移した。 移されて困ったのが窓口となった半沢直樹次長。
そこから、当時の民主党を相手に血みどろの戦いが続いてゆく。
細かいことは前に書いたとおりで、ギリシァ神話ではミスノ王に牢屋に繋がれた親子は死んでしまうのだが、この小説では見事にJALと政府の圧政を払い除けてしまう。 その見事さに、思わず感動してしまうのだが、清々しさはいまでも失せていない。 このような小説が、現実的に存在したのだというこ、忘れてはならない。 

幸田真音著「ランウェイ」(上)(下)
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ランウェイとは、ファッションショーでモデルが最新の衣装を纏って歩く「花道」 のこと。
主人公の柏木真昼は、商社勤めを辞めてファッション業界のバィヤーとして飛込み、ミラノやパリへ買付けに行き、常にファッションショーを眺めていた。
ところが会社がおかしくなり、華やかなバイヤーの仕事がなくなった。 しかし、一度見た ランウェイの魅力から抜け出せない。 なんとか両親を騙してニューヨークへ辿り着いた。 そこで、アルバイトの外人女性とシェアハウスを借りて同居。 アメリカでは高い家賃を払うためにシェアハウスが当り前。 その女性がやっていたアルバイトのモデルで 再びランウェイを歩くことになった。 これが契機となって自らがファッションを発信してしてゆくようになる サクセス・ストーリー。 ともかく、平穏が訪れることは皆無。 喜び、悲しみ、興奮、不安、欲望、嫉妬、侮辱、落込み、希望とトラブルが絶えず渦巻いている。 その中で成功の階段を駆け上がる一人の女性を描き切った好読物。 余りにも順調に行きすぎる点が気になるが、著者の筆力には降参。


◆9位は青木高安著「山村留学」。
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この著書は、2月29日付のこの欄で紹介している。
それを読んで頂くのがベストだが、多忙の方のためにとりあえず概略を説明しておきたい。
著者の青木孝安氏は、今年で86歳。 師範学校を出て中学、小学校の教授をしていたが、1967年の37歳の時に教師をやめ、翌月から家庭教育誌 「育てる」 を発刊。 ともかく20人程の人々に支えられて新しい教育活動に取組む。
毎月編集会議を開いていたが、6月の編集会議に 「夏休み中の子供の過ごし方」 について議論をした。 そしたら、「受験1本槍で、子供は自己中心で社会性が育っていない」 という強い意見が出されてきた。 そして、各地と交渉した結果、長野県の八坂村が2泊3日の 「山村留学」 を受入れてくれた。 いろいろ改善して募集したら、なんと担当の先生を含めて900人もの想像を絶する応募があった。
その後、「山村留学センター」 を建設して 事前研修を充実させるなど、68年間にわたって 「山村留学」 を成功理に軌道に乗せてきている。 文字通り、子供も親も村の意識が一変してきている。 実に頼もしい運動。


◆8位は建築から2点。

森山高至著「非常識な建築業界」
2015年に騒動になった新国立競技場問題。 皆が驚いたのは 「建築費がいくらかかるか、本当のところは誰も分かっていない」 との建築士の発言。 公共事業で示される予算額は、あってないようなもの。 ともかく 「建築家」 と呼ばれる人々は、皆が驚いてくれるものを やたらに建てたがる人種だということが明快に。 こんな建築家に任せていたことがそもそも間違い。
そのほか、コンペ疑惑の浮上やマンションの傾斜問題など、建築業界を揺るがす問題が立て続けに発生。 これは氷山の一角であって、今後も似たような問題が発生するだろう。
「どや建築」 と言う名で公共施設に税金がムダ使いされないために、危険なマンションを買わないために、寿命が短い持ち家を入手しないために、庶民が知っておかねばならない建築業界の不条理。 その実態の一部を教えてくれている。

仙田満著「人が集まる建築」
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これは、5月5日にこの欄で紹介している。 今回は、建築家の書いたものを読む機会に恵れた。 そのなかでトップにランクされた隈研吾氏と並んで面白いと感じたのはこの著。 著者は 菊竹清訓事務所で学んで1968年に26歳で 「環境デザイン研」を設立して独立。 この独立までの26年間を第一期、次の1994年迄の円熟の26年間を第二期、そして78歳になる2020年までの26年間を第三期と呼んでいる。
ともかく、この間に広島の市民球場をはじめとして各種スポーツセンター、医療施設、ショッピングセンター、ドーム、図書館、文化・科学会館、博物館など23施設もの代表的な建築物を手掛けている。 中でも目に付くのは、昔から 「こども研究」 で実績をあげてきているだけに、23施設のうち約1/3の7施設がこども関係の施設。 このうち保育園と幼稚園を兼ねた 「ゆうゆうのもり幼保園」 を紹介しているが、①身体機能の充実、②社会性の遥藍、③感性の育成、④創造性の確立、⑤挑戦性の体得などに、見習うべき点が多い。


◆7位は、大村大次郎著「カネの流れで読む日本の歴史」。
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この著書は、6月3日の独善的書評欄で取上げている。 筆者は元国税庁調査官。 私達が教わったことのない視点で日本史を読み解いていて、大変参考になる。 そのうちのほんの一部を紹介。
「日本は、古代から《技術立国》だった!」 という紹介に ビックリさせられたのは、私だけではなかったはず。 何しろ、古代の日本には文字がなかったので、中国からもたらされた文明を利用することによって国の形が生まれ、稲作の導入によって狩猟の民から解放されて、弥生式の定着民族へ移行することが出来たと教わってきた。
ところが、青森の三内丸山遺跡の発掘で、紀元前3500~2500年にかけて、クリだけではなく、ヒエやヒョウタン、ゴボウなどの栽培や、カキの養殖を通じて1500~2000年間もの間、数十人から数百人が定住していたことが分かってきている。
それだけではない。 三内丸山だけが特出した存在ではなかった。 櫓のついた船や、漆を塗った器、鹿の皮から造った衣服やヒスイ、琥珀で作られたアクセサリーやアスファルトまで発見されていて、三内丸山のような集落が日本には沢山あり、船による交易で、「早くから《技術立国》 として際だった存在ではなかったか」 と言われるようになってきている。

◆6位は、上坂徹著「成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?」
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これは5月30日付けのこの欄で取上げている。 2年前に出版された本。
ともかく、スーパーの数はやたらに多い。 そして、どのスーパーもアメリカの小売革命を契機に生れて来たものだと私は信じていた。 つまり私は、亡くなった渥美俊一氏の忠実な飼犬に過ぎなかった。
しかし、ご存知のように、イオンやイトーヨーカ堂、西友系統のスーパーが、過日の勢いが見られず、撤退気味のところが多い。 その理由は人口の老化と人口減によるものだと思っていた。
ところが、7月10日号で取上げることにしている山口正洋著 「ニッポンの経済 世界最強論!」 初めて知ったのだが、「20世紀を凌駕していた大量生産、大量消費の時代がアメリカや日本などの先進国で完全に終焉して、これからは消費そのものが変わり、消費者も大きく変わる‥‥」 と断言している。
私は、この本を読むまでは 《成城石井》 というスーパーの存在そのものを知らなかった。 何とか小金井南口の駅前店見つけて、2日間通ってみた手記。 同スーパーは 《食》 にこだわり、ヨーロッパから冷凍船でワインやチーズ、生ハム、バターなどを輸入しており、国産の牛肉に関しても、特別な配慮を行っているということがよく分かった。
しかし焼酎派であり、発酵食品派である私には、残念ながらそれほど魅力的な店ではなかった。

◆5位は、鈴木哲夫著「期限ぎれのおにぎり」。
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この著書は5月20日に紹介済み。 大災害が起った時、責任ある立場の人はどんな行動を取るべきかを論じていて、非常に参考になった。 この時は3人の意見を紹介しているが、今回は森長岡市長1人だけを紹介したい。
長岡市は2004年の中越地震では 全国から手厚い援護を受けた。 そのお礼を兼ねて、東日本大震災の折は、黙って福島から 1000人の原爆被害者を受入れている。 しかし1000人の中には97歳のお爺ちゃんも居れば、車イスの人も、妊娠9ヶ月の妊婦もいる。 それらを、制限なしで受入れるということは、受入れる側でかなりの覚悟が必要。
それと、長岡市は個人からの支援物資は全部お断りしている。 というのは、1つの箱にトイレットペーパーから肌着、離乳食まで入っている。 その親切心は有難いのだが、それを分類する職員がいない。 何よりも人手不足なので、こうした箱が倉庫にビッシリ積まれたままに‥‥。
それと、温かいおにぎりを食べてほしいと、わざわざ真空パックに入った温かいおにぎりを届けてくれたところがあった。 しかし、この思いやりも残念ながら通用しない。 とてもじゃないが温かいうちに、200ヶ所以上ある避難所に配れない。 震災が起きた時、トップがまず考えねばならないことは、「絶対に食中毒を出してはいけない」 という鉄則。
温かい真空パック入りのおにぎりは、その日のうちに配れれば良いが、翌日の夕方にしか被害者に配れないと分かった時点で、「廃棄処理」 を決めざるを得なかった。 これを知った新聞社から避難の声があがったが、トップとしては廃棄処理しかなかった。

◆4位は、スティーブ・レヴイン著「バッテリー・ウォーズ」。
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アメリカ人の著者は、この本を書くために多くの仲間に相談したらしい。 そしたら 異口同音に「止めとけ」 と言われたという。 ご案内のとおり、リーマンショックで世界経済がダウンした時に、人々はリチウム電池の進歩で、近い将来には必ず電気自動車の時代がやってくると確信した。 オバマ大統領は 「2015年には アメリカ国内で100万台の電気自動車が走っているはずだ」 といった。 アメリカがその気になれば、イノベーションは簡単に起せると考えた。 そうなれば 石油の枯渇も心配がなくなり、大気汚染問題も方が付く。「これほど理想的な将来図はない」と 誰もが考えたとしても不思議ではない。
リチウムの蓄電池の原理は至って簡単。 放電の時に 正電荷をもつリチウム原子が、負極から正極へ移動する。 その時、リチウム原子を反対に正極から負極へ移動させれば蓄電が出来る。 基本的に電池の性能は、電極に使う素材、リチウム原子が通る電解質の種類の組合せで決まる。国立アルゴン研は ニッケル、マンガン、コバルトの複合素材で次世代電池の開発に挑んだ。 エンピア社はアルゴン研とライセンス契約して商業化に動き出した。
ところが、充電をくりかえしているうちに電圧が下がって放電電圧の劣化と言う問題が起り、誰も解決策を用意することが出来ず、当然のことながら多くのベンチャー企業は資金不足に見舞われて、頓挫することになった。
この物語は、アルゴン研が紆余曲折を経てエネルギー省のコンペで勝利して、共同開発に一歩踏み出すところで終わっている。 次世代電池の開発は、容易でないことを教えてくれている。

◆3位は、日経産業新聞編の「ロボディスク最前線」。
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ロボディスクとは、ロボット工学のこと。 
この著は、日経産業新聞の13人の記者によって書かれたもので、ドローンから東京オリンピックまでの幅広いロボットの活躍を、具合的に紹介している。 4月22日の独善的週刊書評に掲載しているので、関心のある人は読んでいただきたい。
「ロボット業界は、黄金の時代に突入した」 とこの著書では宣言している。
今までは、産業用ロボットというと、もっぱら自動車工場などでの 《ものづくり》 の現場に活用されてきた。 それが、単にものづくりの工場の現場だけではなく、これからは倉庫の管理や流通面の合理化にも活用が期待される。 それだけではない。 建設現場の解体作業にも多用されるようになってきている。 ごく近い将来には、ドローンが飛び回って、あらゆる建築物の 《保守点検・検査の主役》 になるだろうとまで言われている。 ともかく、建築業界においては、ロボットを多用するか否かが、業績を左右するようになるかも知れない。 正にロボットさまさまで、黄金時代と言うのはあながち夢でないかもしれない。
それだけではない。 医療関係での開発にも高い期待が寄せられ、高齢化社会での 《先端技術開発》 としても、大きく伸びることが期待されている。 また、火山や地震・洪水などのレスキューや警備だけでなく、原発の廃炉などでも積極的な活用が期待。 
一番活躍が期待されているのは防衛。 もちろん ローンが中心になっての防衛ということになるが、ドローンで空撮した情報をもとに、フリッパー型の地上を走行するロボットが、防衛面でも大きな役割を果たすことになろう。

◆2位は、中沢孝夫、藤本隆宏、新宅純二郎共著「ものづくりの反撃」。
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これは、3月25日のこの欄で紹介済み。
この著者は、本来だと福井大経済学部の中沢隆夫だ けで書きあげられていたちもの。 それが今回は東大の藤本隆宏しと新宅純二郎氏との3氏による共作。それたけ慎重を期したということであろうが、この著の性格上、そうならざるを得ないという面も分かる。
とこで各社とも中国‎、タイ、インド、インドネシア、マレーシアなどに工場を作った。 それらの工場の生産性は思ったほど良くなかった。
そして、各メーカーは日本国内にマザー工場は持っていた。 そして、それぞれの国の生産性をどこまでにあげれば、ペイ出来るかを知っていた。 3氏とも今後に置いて、日本の貿易をペイさせるのは製造業の貿易材だと考えている。
その貿易材で、各地に工場を建てて見て、初めて有効な資料が得られ、国内のマザー工場も火事場の馬鹿力を発揮して、完全にペイさせられるという確証が得られてきている。
日本は、各地に工場を建てたことによって、国内のマザー工場の重要性と、各国の実質性の生産性を学んだ。
そういった意味では、各国への進出は実に意味深い物であり、日本の産業界の実力を知る上で、最上の経験になっている。 との報告を聞き、この著が持つ、実に興味深い価値を知らされて嬉しくなった。

◆1位は、隈研吾著「なぜぼくが新国立競技場をつくるのか」
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この著の最後に茂木健一郎氏と隈研吾氏の対談記事が掲載されている。 その中に、今回の本音の部分が全部掲載されている。 1964年の第1回東京オリンピックが開催され、新幹線と高速道路と丹下健三氏の屋内競技場の屋根の線が印象に残り、日本を世界に知らしめる好機となった。
丹下健三氏が戦後の建築の第1人者で、その3人の弟子、槇文彦(1928年)、磯崎新(1931年)、黒川記章(1934年)が第2世代、そして安藤忠雄と伊東豊雄(共に1941年)が第3世代。そして、隈研吾(1954年)や妹島和世氏や坂茂氏が第4世代と言うらしい。
2020年に開催される第2回東京オリンピック。 この原案が公募され、ザバ・ハデット女史案が採用されたのはお馴染み。 しかし、大き過ぎるし、予算のことが配慮されていなかったので、白紙撤回され、設計・工事が組になったA案、大成建設+隈研吾+梓設計とB案、竹中・清水・大林+伊東豊雄+日建設計から選ばれることになった。 村上周三委員長以下以下5人の委員が選んだのは、610対602という僅差でA案。
このA案の中心になっているのはご存知の隈氏で、105センチの防災処理を施した地スギを仕上材として採用の予定とか。
ともかく、大型の老人ホーム建築には206の140センチ材が大量に使われるようになってきている。 これからは、防火構造を持った木材と厚い石膏ボードが、大量に使用されることは、間違いない事実。         



posted by uno2016 at 14:32| Comment(0) | 半年間の面白本ベスト10 | 更新情報をチェックする
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