2017年01月16日

この20日間に、8冊の外国人の書いた本を読んだのだが‥‥



どうも、私の多読癖は直らない。
この20日間に、「なんと8冊もの外国人が書いた本を読まされた」。 この 「読まされた」 という表現は正しくない。 「私が意識的に図書館から借りてきた」 と言うべきだろう。
この8冊の本のとは、●外国人がムッとするヤバイしぐさ  ジャニカ・サウスウィック・晴山陽一共著 (青春新書)。 ●美食と嘘とニューヨーク  ジェシカ・トム著・小西敦子訳 (河出書房新社) ●コンピューターに記憶を与えた男  ジェーン・スマイリー著・日暮雅通訳 (河出書房新社) ● 黒い司法 ブライアン・ステーヴンソン著・宮崎真紀訳 (亜紀書房) ●ゼロ・ウェスト・ホーム  ベア・ジョンソン著・服部雄一郎訳 (河出書房新社) ●脳はなぜ都合よく記憶するのか  ジュリアン・ショー著・服部由美訳 (講談社) ●心をひらく・松下幸之助伝 ジェームス・スキナー著・柴田博人監修 (PHP)  ●はらわたが煮えくりかえる  ジェーシー・プリンツ著・源河亨訳 (剄草書房)

この中に紹介済みのモノが2冊だけある。 ご存知のとおり●コンピューターに記憶を与えた男と●ゼロ・ウェスト・ホームの2冊だけ。 私個人としては、あと3冊は紹介しても良いとは考えている。 具体的には、●美食と嘘とニューヨーク、●黒い司法、●脳はなぜ都合よく記憶するのか、の3冊。
しかし、紹介するとなると、私自身がよくその本をマスターしていなければ、紹介などは出来ない。 この3冊に対しては、内容的の理解度には自信がない。
たしかに、紹介したコンピューター関係の本は、私には難しすぎた。 いずれにしろ、私の守備範囲を越脱している。 しかし、読んでいて楽しかった。
それは、翻訳が良かったからだと思う。
たが、最近はあまりにも下手な翻訳が目につきすぎる。 どう考えても、これが 「日本語」 だと考えられないモノが横行している。

私のような語学音痴には、翻訳のうまい下手などを言う資格はない。 そのことは十分に理解しているつもり。
分らないと思われるだろうが、読んでいてゴツゴツしている翻訳が多くぶつかる。 そのいずれもが日本語を無視しているように感じてならない。
具体例を挙げると、上記の 「はらわたが煮いくりかえる」。
もちろんこの本は哲学関係の書で、やたらに難しい言葉が並んでいる。
同商品の内容紹介を見ると、私にはチンプンカンプン。

商品の説明。 (内容は「BOOK」のデータベースよりで、以下のように書かれている)

怒り、悲しみ、喜びといった情動 (emotion) を心理学・認知科学・脳神経科学・文化人類
学・生物学といった多分の知見を用いながら、身体反応の知覚として位置づける。 情動研
究としては必ずしも主流派閥とは言えない。 身体の知覚説をどう擁護するのか。 伝統的
なイギリス経験論の見解を、現代の認知科学を使って復活させる 「認知経験論」 の試み。

これを読んで、貴方はどれだけのことが分ったのだろうか?
私には、さっぱり意味が理解出来なかった。
これが、私1人のことだと、「あの馬鹿野郎が…」で済むかも知れない。 しかし、「何を言わんとしているのか‥‥」 という気持ちになった人が多ければ多いほど、問題ではないだろうか。
ともかく、世の中には理解できないことが、多すぎる‥‥。



posted by uno2016 at 18:04| Comment(0) | 技術・商品情報 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください