2016年12月29日

2016年下半期、読んで面白かった本のベスト10 (上)

恒例の独善的面白本のベスト10。
毎回おなじことを書くが、日に200冊も出版される本を、1人で選択しようとすること自
体が、そもそも無理な相談。自分で書店でも開いておれば、片っぱしから読んで選択も
できるだろうが、私の趣向は最初から偏っていることを認めざるを得ない。
今期は、乱読気味で500冊を超える勢い。 これだと上期の385冊と併せて年間900冊近く
になり、日に2.4冊を超えることになる。 このため、11月下旬で455冊で切り上げ、年
間840冊に抑えた。日に平均2.3冊の勘定。
それでも、うっかりして 「週刊書評」 や 「鵜野日出男の今週の本音」 の中の今年の
文章の中に、11月以降の分を掲載してしまった。 それで、まったく申し訳ないが、今
年に掲載した分は、2017年の上半期の分として評価をさせていただきたい。 大変勝手
なことを言っ4申し訳ないが、そうでもしなければしなければ収まらないと言う事情も
ご考慮いただきたい。

この中で、レベルに達していると私が感じた本は144冊で、前回の110冊に比べ34冊も多
くなった。 そして、ベスト10候補には◎が附いているが、前回より7点も減って103冊
しかなかったことは、大変寂しい思いをさせられた。

中でも目に付いたのは、「環境・農業・食品・医療」関係本が、前期の23冊から61%も
伸びて37冊にもなったこと。 そして、今までダントツだった「経済・政治・経営」関
係本の34冊も上回って、ダントツのトップになってしまった。
これは、環境関係の本がこの期に多く出版されたので、私の読書関係もその大波に洗わ
れたことによるものだろう。
決して私の読書が偏向していたからではないということを、ここに強調しておきたい。
しかし、それにしても60%を超える伸びは異常であると言える。 この荒波は、当分お
さまりそうにはなく、私の読書の偏向も当分は続くと考えねばなるまい。 ということ
は、面白い本というのは、どうしても環境関係に特化される傾向にあるということ。

しかし、環境関係の出版物はたしかに多いが、私が面白く感じた本は、圧倒的に経済と
か経営・政治に関係した本。 何と感激した本は圧倒的に経済と政治・経営に関係した
もの。
つまり、数では環境関係が多かったが、ベスト10に挙げられる本はわずかに22冊と、経
済・経営の28冊を下回った。 したがって、これは一時的な現象で、そのうち「環境ブ
ーム」も、去って行くと考えて間違いない。

環境の異常な増加の中で、ともに増えたのが「科学・教育・技術」が12冊から17冊に、
5冊も増加し、同じく「リクリェーション・旅行」が20冊から23冊に。
これに対して、「小説」および「住宅・建築」が21冊からそれぞれ20冊へとわずかなが
ら減少。
しかし、内容的に必ずしも減少したとは言えない。

【環境・農業・食品・医療】 37冊
◎オリーブの歴史        ファブリーツィア・ランツァ     原書房
・中国 ニセ食品のからくり            富坂 聰    角川学芸出版
◎超一流の雑談力                 安田 正       文響社
◎天気と海の関係についてわかっていること いないこと 和田章義他7人  べレ出版
◎ダイナミック・レイキュウ            待山栄一      現代書林
・そうだ、星を売ろう               永井孝尚      KADOKAWA
・写真集  森                  小林廉宣     世界文化社
・写真集  夜中は稚魚の世界           坂上治郎   エムビージェー
◎農業問題                    本間正義     ちくま新書
・経営者169人が選んだ世界一周究極の絶景50     高橋 歩      A-Works
・はつみみ 植物園                西畠清順      東京書籍
◎こうして、2016年「日本の時代」が始まった!   日下公人       WAC出版
・なぜこの店で買ってしまうのか      パゴ・アンダーヒル  ハヤカワ新書
◎フードバンクという挑戦             大原悦子      岩波文庫
◎水の歴史                  イアン・ミラー 原書

・京の遺伝子・職人Ⅱ                山本良介       淡交

◎秘境に学ぶ幸せのかたち             田淵俊彦       講談社
◎一日一食のススメ                石原結實     ビジネス社
◎わたしの畑の小さな世界             木村秋則    エキスプレス
・ディズニー 奇蹟の神秘が教えてくれたこと    鎌田 洋  SBクリエィティブ
◎病気をよせつけない足をつくる          湯浅景元       草思社
 
◎異常気象と温暖化がわかる           河宮未知生     技術評論社
・なぜ、あの家族が2人目を乗りこえたのか     桂木栄一他    プレジデン

・東京の里海 東京湾               木村 尚 中公新
書 
◎鳥獣害                     祖田 修      岩波新書
・地震 イツモ マニュアル       地震イツモプロジェクト    ポプラ社
・ごみとトイレの近代誌              山矧bM此      〆領・R.・
◎食の命、人の命                 赤峰勝人   マガジンランド
◎「一汁一菜」食養生活              若杉友子     主婦と生活
◎日常を探偵に変える           トリスタン・グーリー  紀伊国屋書店
◎ライオンはとてつもなく不味い          山形 豪     集英社新書
・はじめてのエネルギー環境教育     エネルギー学会編 エネルギーフォーラム
・世界のトイレ            ロンリ―・ プラネット     河出書房
◎果物の新常識                  田中敬一他    誠文・新光
◎地方創生の罠                  山田 順 イーストプレス新書
◎ルポ 看護の質                 小林美希      岩波新書
◎呑めば、都                マイク・ラモスキー   ちくま文庫

【経済・政治・経営】 34冊
◎現代史の中の安倍政権              渡邊 治    かもがわ出版
◎人びとの戦後経済秘史      東京新聞・中日新聞経済部編     岩波書店
◎検証 電力ビジネス               猪熊 均他   日刊工業新聞
◎困った隣人 韓国の急所           井沢元彦・呉善花   詳伝社新書
◎日本の論点 2015~2016             大前研一    プレジデント
◎新聞と日本人                  井沢元彦     詳伝社新書
◎日本経済 世界最強論!         ぐっちさん・山口正洋    東邦出版
 
◎世界経済のトレンドが変わった!         朝倉 慶       幻冬舎
◎移民大国 アメリカ               西山隆行     ちくま新書
◎ネット炎上の研究           田中辰雄・山口真一      茎草書房
・電力・ガス自由化の衝撃!    チェ・ジョンウン・本橋恵一     毎日新聞
・日本経済のポイントとしくみ           神樹兵輔    秀和システム
・世界史で学べ! 間違いだらけの民主主義     宇山卓栄     かんき出版
◎進化する戦国史                 渡邊大門       洋泉社
・ipad、スマホのツィッターで何が変わるのですか? 藤井伸輔・野村章  すばる舎
・「野党」論                   吉田 徹     ちくま新書
◎日本人が世界に誇れる33のこと  ルース・ジャーマン・白石      あさ出版
◎韓国の下流社会          シシリアリー・室谷克実       宝島社
◎(2011年) マグロ船仕事術            斎藤正明    ダイヤモンド
・安保論争                    細谷雄一     ちくま新書
◎「戦争」を語る                 立花 隆       文 春
◎商人 龍馬 (2007年) 津本 陽     日経新出版
◎稼ぐコンサルタントの起業術           富田英太    日本実業出版
◎皇居炎上                    中澤 昭     近代消防社
◎「政治のしくみ」がイチからわかる本       坂東太郎    日本実業出版
◎喰い尽くされるアフリカ         トム・パージェス       集英社
 
◎インドを知る事典           山下博司・岡光信子     東京堂出版
◎絶対目標達成するリーダーの仕事         須賀正則    ダイヤモンド
◎見抜く力 (元刑事が教えるウソと心理の)      森 透匡     明日香出版
◎lot革命            大前研一他   プレジデント
◎独仏「原発」二つの選択         篠田航一・宮川裕章     筑摩選書
◎密室の戦争                   片山厚志      岩波書店
◎東京23区の地名の由来              金子 勤       幻冬舎
◎「アウンサンスーチーの政権」のミャンマー    永井 浩他     明石書房

【ノン・フェクション・旅行】 17冊
◎自衛隊の闇        大島千佳・NNNドキュメント取材班    河出書房新

・それっ! 日本語で言えばいいのに!      カタカナ語研    秀和システ

◎日米ボディトーク       東山安子・ノローラ・フォード      三省堂
◎「おそ松さん」の企画              布川郁司       集英社
◎住宅ジャーナル 8月号  熊本地震特集              エルエルア

・85歳 おばあちゃんでも年商5億円         和田京子      WAVE出版
・ノバク・ジョコビッチ伝          クリス・パゥワース   実業之日本
◎なるほど! 育じい道              石蔵文信       講談社
◎写真家が見た「戦後史の決定的瞬間」       藤原 聰     ちくま新書
◎ニッポンのマツリズム              大石 始他     アルテス
・激動 東京五輪 1964年             大沢在昌他      講談社
◎お手伝い主義!                 三谷宏治    プレジデント
・たどりつく力              フジコ・へミング     幻冬舎新書
◎通訳日記 ジャックジャパン4年間の記録      矢野大輔      文春文庫
◎儲ける男と稼げない男の健康マネージメント    水野雅治     明日香出版
◎星野道夫  風の行方を追って          湯川 豊       新潮社
◎蔡英文が台湾を変える              黄 文雄       海竜社

【科学・技術・教育】 16冊
◎住んでみたい宇宙の話              竹内 薫    キノブックス
◎話だけで書ける究極の文章法          野口悠紀雄       講談社
◎アインシュタインの宿題             福江 純    知恵の森文庫
・ヨーロッパの思想を読み解く           古田博司     ちくま新書
・地底の科学                   後藤忠徳      べレ出版
・深海の不思議                 瀧澤美奈子    日本実業出版
◎会いたかった画家                安野光雄     山川出版社
・きのこのき (写真集)               新井文彦    文一総合出版
◎トコトンやさしい地球科学の本         地球科学研    日刊工業新聞
・情報ということば                小野厚夫  冨山房ナショナル
◎日本のことばで宇宙をひもとく         いよのいし    今日の話題社
◎ひらがなの誕生                 山口謡司      角川文庫
◎となりの生物多様性               宮下 直       工作舎
◎気候の暴走                   横山裕道       花伝社
◎プレゼン力              伊藤穣一・山中伸弥       講談社
・逆転のコミュニケーション法 NHK         山本麗子  じゃこめてい出版

【小説】 20冊
・神様からのひと言                荻原 浩     光文社文庫
・まぼろしのコロッケ              倉逆鬼一郎     光文社文庫
◎自由学校                    獅子文六     ちくま文庫
◎富士山噴火                   高島哲夫       集英社
◎女と味噌汁 (1979年)               平岩弓枝     集英社文庫
◎太鼓叩いて笛ふいて (2020年)          井上ひさし       新潮社
◎増山超能力師事務所               誉田哲也       文 春
◎この日のために 東京五輪・池田勇人伝 (上) (下) 幸田真音      角川書房
◎知の巨人・萩生徂徠伝              佐藤雅美      角川文庫
・小説・司法修習生                霧山 昴       花伝社
◎貸し込み (上) (下)               黒木 亮      角川文庫
◎不祥事                     池井戸潤     実業之日本
◎翔べ! ラペッツ                 深田祐介       文 春
◎窓際ドクター                  川渕圭一       幻冬社
◎ペレイドリア・フェイス 水鏡推理        松岡圭裕       講談社
◎ようこそ、わが家へ (2013年)           池井戸潤     小学館文庫
◎シュンスケ!                  門井慶喜      角川文庫
◎サッカーボーイズ 卒業           はらだみずき      角川文庫
◎今日から仲居になります             中居真麻       PHD研
◎七つの会議                   池井戸潤  日経新聞出版
        

【住宅・建築】 20冊
◎日本建築入門                 五十嵐太郎     ちくま新書
◎住宅巡礼 (2000年)                中村好文       新潮社
◎丹下健三                    豊川 斎
◎ひらかれる建築                 松村秀一     ちくま新書
・兵隊になった沢村栄治              山際康之     ちくま新書
・世界の美しい庭園図鑑 (写真集)          響庭伸也      学芸出版
・世界の魅惑のトンネル (写真集)        洋泉社編集部       洋泉社
◎荻窪家族プロジェクト物語        プロジェクト編著       萬書房
◎にっぽんのかわいいタイル 昭和レトロモザイク編 加藤郁美     図書刊行会
◎小さい家のつくり方               大塚泰子       草思社
◎強く、潔く                  吉田沙保里      KADOKAWA
◎ベルギーの石造住宅               吉村和敏       講談社
・地震火災保険と災害時のお金        さくら事務所他     自由国民社
・こだわりの家づくりアィデア図鑑       家づくりの会   エクスナレッジ
・家と土地のことならこの一冊 (第5版)     石原豊昭監修     自由国民社
◎なぜ新耐震住宅は倒れたか         日経ホームビルダー     日経BP
◎「建築」で日本を変える             伊東豊雄     集英社文庫
◎モデルルームをじっくり見る人ほど「欠陥マンション」を発見 稲葉なおと 小学館
◎突撃! ロンドンに家を買う           井形慶子     ちくま文庫
◎町の未来をこの手でつくる            猪谷千春       幻冬社


posted by uno2016 at 12:44| Comment(0) | 半年間の面白本ベスト10 | 更新情報をチェックする

2016年07月05日

2016年  よんでおもしろかってベスト10 (下)



(これは、本来だと6月30日に掲載されるもの。 しかし、今回は前々週に臨時の一条工務店・ i-smartⅡが入ったので、1週間ずらして6月5日の掲載になったことを、前もってお断りしておきます)

今期は読書の関係で、6月早々で上半期のベスト10を締切った。
今年 上半期の1位と2位を決めるのには、やはり迷った。
なにしろ、■印のトップ10候補が110点もある。 前回よりは5点も増えている。
その中から、どれをトップ10にもってくるかで 悩ませられた。 
そして 当然トップ10に入ると思っていた ●市村正也著 「太陽電池入門」 ●田中裕司著 「希望のイチゴ」 ●前間孝則著 「悲劇の発動機・誉」 ●竹中平蔵著 「イノベーションの仕事例」 ●柴田明夫著 「シェル革命の夢と現実」 ●澤満寿子 「チャンスの波に乗りなさい」 ●楡周平 「虚空の冠」(上)(下) などが、ベスト10から姿を消してしまった。


(これは、本来だと6月30日に掲載されるもの。 しかし、今回は前々週に臨時の一条工務店・ i-smartⅡが入ったので、1週間ずらして6月5日の掲載になったことを、前もってお断りしておきます)

今期は読書の関係で、6月早々で上半期のベスト10を締切った。
今年 上半期の1位と2位を決めるのには、やはり迷った。
なにしろ、■印のトップ10候補が110点もある。 前回よりは5点も増えている。
その中から、どれをトップ10にもってくるかで 悩ませられた。 
そして 当然トップ10に入ると思っていた ●市村正也著 「太陽電池入門」 ●田中裕司著 「希望のイチゴ」 ●前間孝則著 「悲劇の発動機・誉」 ●竹中平蔵著 「イノベーションの仕事例」 ●柴田明夫著 「シェル革命の夢と現実」 ●澤満寿子 「チャンスの波に乗りなさい」 ●楡周平 「虚空の冠」(上)(下) などが、ベスト10から姿を消してしまった。

◆10位は、小説が3点。
  
火坂雅志著「美食探偵」
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著者は新潟市の出身で、早大卒の歴史作家。 2009年には NHKの大河ドラマ 「天地人」 で一躍有名に。 しかし昨年、59歳で死去。
この著は、実存した村井弦斎という明治から大正時代にかけて活躍した著述家を主人公に、明治時代を背景にグルメとミステリーで描いたもの。 2005年になって、岩波文庫から弦斎の 「食道楽」 が出版され、50万部を超すベストセラーになっている。 この小説はそれより早く2000年に出版され、03年には講談社が、08年には角川が文庫化している。 私が読んだのは角川文庫。
ともかく、一昔前のことだから、グルメといってもカツレツ、牛鍋、ヒラメのグリル、ウズラのローストにアイスクリンしか出てこない。 これに、死者の復活、衆人の中での殺人、人間消失などの事件が絡んでくるのだが、なかなか楽しく読ませてくれる。
ともかく、時代背景がすぐれているので、あっという間に読み終えた。

池井戸潤著「銀翼のイカロス」
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この著書は5月10日のこの欄で取上げている。 
JALの再建のために、500億円もの大金を銀行側に泣いてくれという虫のよい話が、当時の民主党の指導者から強制された。 これでは絶対にJALの体質改善にはならないと、東京中央銀行の頭取は、窓口を営業第二部へ勝手に移した。 移されて困ったのが窓口となった半沢直樹次長。
そこから、当時の民主党を相手に血みどろの戦いが続いてゆく。
細かいことは前に書いたとおりで、ギリシァ神話ではミスノ王に牢屋に繋がれた親子は死んでしまうのだが、この小説では見事にJALと政府の圧政を払い除けてしまう。 その見事さに、思わず感動してしまうのだが、清々しさはいまでも失せていない。 このような小説が、現実的に存在したのだというこ、忘れてはならない。 

幸田真音著「ランウェイ」(上)(下)
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ランウェイとは、ファッションショーでモデルが最新の衣装を纏って歩く「花道」 のこと。
主人公の柏木真昼は、商社勤めを辞めてファッション業界のバィヤーとして飛込み、ミラノやパリへ買付けに行き、常にファッションショーを眺めていた。
ところが会社がおかしくなり、華やかなバイヤーの仕事がなくなった。 しかし、一度見た ランウェイの魅力から抜け出せない。 なんとか両親を騙してニューヨークへ辿り着いた。 そこで、アルバイトの外人女性とシェアハウスを借りて同居。 アメリカでは高い家賃を払うためにシェアハウスが当り前。 その女性がやっていたアルバイトのモデルで 再びランウェイを歩くことになった。 これが契機となって自らがファッションを発信してしてゆくようになる サクセス・ストーリー。 ともかく、平穏が訪れることは皆無。 喜び、悲しみ、興奮、不安、欲望、嫉妬、侮辱、落込み、希望とトラブルが絶えず渦巻いている。 その中で成功の階段を駆け上がる一人の女性を描き切った好読物。 余りにも順調に行きすぎる点が気になるが、著者の筆力には降参。


◆9位は青木高安著「山村留学」。
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この著書は、2月29日付のこの欄で紹介している。
それを読んで頂くのがベストだが、多忙の方のためにとりあえず概略を説明しておきたい。
著者の青木孝安氏は、今年で86歳。 師範学校を出て中学、小学校の教授をしていたが、1967年の37歳の時に教師をやめ、翌月から家庭教育誌 「育てる」 を発刊。 ともかく20人程の人々に支えられて新しい教育活動に取組む。
毎月編集会議を開いていたが、6月の編集会議に 「夏休み中の子供の過ごし方」 について議論をした。 そしたら、「受験1本槍で、子供は自己中心で社会性が育っていない」 という強い意見が出されてきた。 そして、各地と交渉した結果、長野県の八坂村が2泊3日の 「山村留学」 を受入れてくれた。 いろいろ改善して募集したら、なんと担当の先生を含めて900人もの想像を絶する応募があった。
その後、「山村留学センター」 を建設して 事前研修を充実させるなど、68年間にわたって 「山村留学」 を成功理に軌道に乗せてきている。 文字通り、子供も親も村の意識が一変してきている。 実に頼もしい運動。


◆8位は建築から2点。

森山高至著「非常識な建築業界」
2015年に騒動になった新国立競技場問題。 皆が驚いたのは 「建築費がいくらかかるか、本当のところは誰も分かっていない」 との建築士の発言。 公共事業で示される予算額は、あってないようなもの。 ともかく 「建築家」 と呼ばれる人々は、皆が驚いてくれるものを やたらに建てたがる人種だということが明快に。 こんな建築家に任せていたことがそもそも間違い。
そのほか、コンペ疑惑の浮上やマンションの傾斜問題など、建築業界を揺るがす問題が立て続けに発生。 これは氷山の一角であって、今後も似たような問題が発生するだろう。
「どや建築」 と言う名で公共施設に税金がムダ使いされないために、危険なマンションを買わないために、寿命が短い持ち家を入手しないために、庶民が知っておかねばならない建築業界の不条理。 その実態の一部を教えてくれている。

仙田満著「人が集まる建築」
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これは、5月5日にこの欄で紹介している。 今回は、建築家の書いたものを読む機会に恵れた。 そのなかでトップにランクされた隈研吾氏と並んで面白いと感じたのはこの著。 著者は 菊竹清訓事務所で学んで1968年に26歳で 「環境デザイン研」を設立して独立。 この独立までの26年間を第一期、次の1994年迄の円熟の26年間を第二期、そして78歳になる2020年までの26年間を第三期と呼んでいる。
ともかく、この間に広島の市民球場をはじめとして各種スポーツセンター、医療施設、ショッピングセンター、ドーム、図書館、文化・科学会館、博物館など23施設もの代表的な建築物を手掛けている。 中でも目に付くのは、昔から 「こども研究」 で実績をあげてきているだけに、23施設のうち約1/3の7施設がこども関係の施設。 このうち保育園と幼稚園を兼ねた 「ゆうゆうのもり幼保園」 を紹介しているが、①身体機能の充実、②社会性の遥藍、③感性の育成、④創造性の確立、⑤挑戦性の体得などに、見習うべき点が多い。


◆7位は、大村大次郎著「カネの流れで読む日本の歴史」。
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この著書は、6月3日の独善的書評欄で取上げている。 筆者は元国税庁調査官。 私達が教わったことのない視点で日本史を読み解いていて、大変参考になる。 そのうちのほんの一部を紹介。
「日本は、古代から《技術立国》だった!」 という紹介に ビックリさせられたのは、私だけではなかったはず。 何しろ、古代の日本には文字がなかったので、中国からもたらされた文明を利用することによって国の形が生まれ、稲作の導入によって狩猟の民から解放されて、弥生式の定着民族へ移行することが出来たと教わってきた。
ところが、青森の三内丸山遺跡の発掘で、紀元前3500~2500年にかけて、クリだけではなく、ヒエやヒョウタン、ゴボウなどの栽培や、カキの養殖を通じて1500~2000年間もの間、数十人から数百人が定住していたことが分かってきている。
それだけではない。 三内丸山だけが特出した存在ではなかった。 櫓のついた船や、漆を塗った器、鹿の皮から造った衣服やヒスイ、琥珀で作られたアクセサリーやアスファルトまで発見されていて、三内丸山のような集落が日本には沢山あり、船による交易で、「早くから《技術立国》 として際だった存在ではなかったか」 と言われるようになってきている。

◆6位は、上坂徹著「成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?」
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これは5月30日付けのこの欄で取上げている。 2年前に出版された本。
ともかく、スーパーの数はやたらに多い。 そして、どのスーパーもアメリカの小売革命を契機に生れて来たものだと私は信じていた。 つまり私は、亡くなった渥美俊一氏の忠実な飼犬に過ぎなかった。
しかし、ご存知のように、イオンやイトーヨーカ堂、西友系統のスーパーが、過日の勢いが見られず、撤退気味のところが多い。 その理由は人口の老化と人口減によるものだと思っていた。
ところが、7月10日号で取上げることにしている山口正洋著 「ニッポンの経済 世界最強論!」 初めて知ったのだが、「20世紀を凌駕していた大量生産、大量消費の時代がアメリカや日本などの先進国で完全に終焉して、これからは消費そのものが変わり、消費者も大きく変わる‥‥」 と断言している。
私は、この本を読むまでは 《成城石井》 というスーパーの存在そのものを知らなかった。 何とか小金井南口の駅前店見つけて、2日間通ってみた手記。 同スーパーは 《食》 にこだわり、ヨーロッパから冷凍船でワインやチーズ、生ハム、バターなどを輸入しており、国産の牛肉に関しても、特別な配慮を行っているということがよく分かった。
しかし焼酎派であり、発酵食品派である私には、残念ながらそれほど魅力的な店ではなかった。

◆5位は、鈴木哲夫著「期限ぎれのおにぎり」。
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この著書は5月20日に紹介済み。 大災害が起った時、責任ある立場の人はどんな行動を取るべきかを論じていて、非常に参考になった。 この時は3人の意見を紹介しているが、今回は森長岡市長1人だけを紹介したい。
長岡市は2004年の中越地震では 全国から手厚い援護を受けた。 そのお礼を兼ねて、東日本大震災の折は、黙って福島から 1000人の原爆被害者を受入れている。 しかし1000人の中には97歳のお爺ちゃんも居れば、車イスの人も、妊娠9ヶ月の妊婦もいる。 それらを、制限なしで受入れるということは、受入れる側でかなりの覚悟が必要。
それと、長岡市は個人からの支援物資は全部お断りしている。 というのは、1つの箱にトイレットペーパーから肌着、離乳食まで入っている。 その親切心は有難いのだが、それを分類する職員がいない。 何よりも人手不足なので、こうした箱が倉庫にビッシリ積まれたままに‥‥。
それと、温かいおにぎりを食べてほしいと、わざわざ真空パックに入った温かいおにぎりを届けてくれたところがあった。 しかし、この思いやりも残念ながら通用しない。 とてもじゃないが温かいうちに、200ヶ所以上ある避難所に配れない。 震災が起きた時、トップがまず考えねばならないことは、「絶対に食中毒を出してはいけない」 という鉄則。
温かい真空パック入りのおにぎりは、その日のうちに配れれば良いが、翌日の夕方にしか被害者に配れないと分かった時点で、「廃棄処理」 を決めざるを得なかった。 これを知った新聞社から避難の声があがったが、トップとしては廃棄処理しかなかった。

◆4位は、スティーブ・レヴイン著「バッテリー・ウォーズ」。
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アメリカ人の著者は、この本を書くために多くの仲間に相談したらしい。 そしたら 異口同音に「止めとけ」 と言われたという。 ご案内のとおり、リーマンショックで世界経済がダウンした時に、人々はリチウム電池の進歩で、近い将来には必ず電気自動車の時代がやってくると確信した。 オバマ大統領は 「2015年には アメリカ国内で100万台の電気自動車が走っているはずだ」 といった。 アメリカがその気になれば、イノベーションは簡単に起せると考えた。 そうなれば 石油の枯渇も心配がなくなり、大気汚染問題も方が付く。「これほど理想的な将来図はない」と 誰もが考えたとしても不思議ではない。
リチウムの蓄電池の原理は至って簡単。 放電の時に 正電荷をもつリチウム原子が、負極から正極へ移動する。 その時、リチウム原子を反対に正極から負極へ移動させれば蓄電が出来る。 基本的に電池の性能は、電極に使う素材、リチウム原子が通る電解質の種類の組合せで決まる。国立アルゴン研は ニッケル、マンガン、コバルトの複合素材で次世代電池の開発に挑んだ。 エンピア社はアルゴン研とライセンス契約して商業化に動き出した。
ところが、充電をくりかえしているうちに電圧が下がって放電電圧の劣化と言う問題が起り、誰も解決策を用意することが出来ず、当然のことながら多くのベンチャー企業は資金不足に見舞われて、頓挫することになった。
この物語は、アルゴン研が紆余曲折を経てエネルギー省のコンペで勝利して、共同開発に一歩踏み出すところで終わっている。 次世代電池の開発は、容易でないことを教えてくれている。

◆3位は、日経産業新聞編の「ロボディスク最前線」。
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ロボディスクとは、ロボット工学のこと。 
この著は、日経産業新聞の13人の記者によって書かれたもので、ドローンから東京オリンピックまでの幅広いロボットの活躍を、具合的に紹介している。 4月22日の独善的週刊書評に掲載しているので、関心のある人は読んでいただきたい。
「ロボット業界は、黄金の時代に突入した」 とこの著書では宣言している。
今までは、産業用ロボットというと、もっぱら自動車工場などでの 《ものづくり》 の現場に活用されてきた。 それが、単にものづくりの工場の現場だけではなく、これからは倉庫の管理や流通面の合理化にも活用が期待される。 それだけではない。 建設現場の解体作業にも多用されるようになってきている。 ごく近い将来には、ドローンが飛び回って、あらゆる建築物の 《保守点検・検査の主役》 になるだろうとまで言われている。 ともかく、建築業界においては、ロボットを多用するか否かが、業績を左右するようになるかも知れない。 正にロボットさまさまで、黄金時代と言うのはあながち夢でないかもしれない。
それだけではない。 医療関係での開発にも高い期待が寄せられ、高齢化社会での 《先端技術開発》 としても、大きく伸びることが期待されている。 また、火山や地震・洪水などのレスキューや警備だけでなく、原発の廃炉などでも積極的な活用が期待。 
一番活躍が期待されているのは防衛。 もちろん ローンが中心になっての防衛ということになるが、ドローンで空撮した情報をもとに、フリッパー型の地上を走行するロボットが、防衛面でも大きな役割を果たすことになろう。

◆2位は、中沢孝夫、藤本隆宏、新宅純二郎共著「ものづくりの反撃」。
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これは、3月25日のこの欄で紹介済み。
この著者は、本来だと福井大経済学部の中沢隆夫だ けで書きあげられていたちもの。 それが今回は東大の藤本隆宏しと新宅純二郎氏との3氏による共作。それたけ慎重を期したということであろうが、この著の性格上、そうならざるを得ないという面も分かる。
とこで各社とも中国‎、タイ、インド、インドネシア、マレーシアなどに工場を作った。 それらの工場の生産性は思ったほど良くなかった。
そして、各メーカーは日本国内にマザー工場は持っていた。 そして、それぞれの国の生産性をどこまでにあげれば、ペイ出来るかを知っていた。 3氏とも今後に置いて、日本の貿易をペイさせるのは製造業の貿易材だと考えている。
その貿易材で、各地に工場を建てて見て、初めて有効な資料が得られ、国内のマザー工場も火事場の馬鹿力を発揮して、完全にペイさせられるという確証が得られてきている。
日本は、各地に工場を建てたことによって、国内のマザー工場の重要性と、各国の実質性の生産性を学んだ。
そういった意味では、各国への進出は実に意味深い物であり、日本の産業界の実力を知る上で、最上の経験になっている。 との報告を聞き、この著が持つ、実に興味深い価値を知らされて嬉しくなった。

◆1位は、隈研吾著「なぜぼくが新国立競技場をつくるのか」
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この著の最後に茂木健一郎氏と隈研吾氏の対談記事が掲載されている。 その中に、今回の本音の部分が全部掲載されている。 1964年の第1回東京オリンピックが開催され、新幹線と高速道路と丹下健三氏の屋内競技場の屋根の線が印象に残り、日本を世界に知らしめる好機となった。
丹下健三氏が戦後の建築の第1人者で、その3人の弟子、槇文彦(1928年)、磯崎新(1931年)、黒川記章(1934年)が第2世代、そして安藤忠雄と伊東豊雄(共に1941年)が第3世代。そして、隈研吾(1954年)や妹島和世氏や坂茂氏が第4世代と言うらしい。
2020年に開催される第2回東京オリンピック。 この原案が公募され、ザバ・ハデット女史案が採用されたのはお馴染み。 しかし、大き過ぎるし、予算のことが配慮されていなかったので、白紙撤回され、設計・工事が組になったA案、大成建設+隈研吾+梓設計とB案、竹中・清水・大林+伊東豊雄+日建設計から選ばれることになった。 村上周三委員長以下以下5人の委員が選んだのは、610対602という僅差でA案。
このA案の中心になっているのはご存知の隈氏で、105センチの防災処理を施した地スギを仕上材として採用の予定とか。
ともかく、大型の老人ホーム建築には206の140センチ材が大量に使われるようになってきている。 これからは、防火構造を持った木材と厚い石膏ボードが、大量に使用されることは、間違いない事実。         

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2016年06月30日

2016年上半期  読んで面白かった本のベスト10 (上)



恒例の、独善的面白本のベスト10。
毎回同じことを書くが、日に200冊も出版される本を、一人で選択しょうとすることが、そもそもムリな相談。 自分で書店を開いておれば、片っぱしから読んで選択も出来るだろうが、私の趣向が最初から偏っていることは認めざるを得ない。
今期は、乱読気味だった昨年下期よりかなり減って385冊。 2.1冊/日というペース。 

その中で、レベルに達していると私が感じた本だけを紹介しているが、これがなんと130冊と約34%にもなった。 
中で、ベスト10候補に上げられるものには■印をつけているが、これだけでも110と前回よりも5点も増加‥‥。 よく言えば、それだけ読書内容が充実したということだが、正直言って判断が甘くなってきている証拠とも言える。 

△印は、1年以上に前に出版されたもの。 ただし、文庫本では今年の出版であっても、単行本は3年以上も前に出版されたものが多いので、文庫と断ってある本には要注意。

上期の中では、何と言っても圧倒したのが「経営・経済・政治」の32冊と大活躍。
前期はたしかに1冊だけ小説に敗れて2位となったが、さすがに吾輩の好みを反映して1位に返り咲いた。 とくに、経済モノに読むべき本が多かったので、ダントツの首位。 この位置はそれほど変わらないはず。
 
次いで多かったのは、「環境・農業・食品・医療」 の23冊。 経済問題と言うのは、具体的に食料問題や医療問題を指すようになってきている。 つまり、単独で経済問題が浮かび上がってくるということが少なくなってきたということ。 これからも、ますますウェィトを高めてゆくものと考えられる。 

そして、今回特筆すべきことは、いつもビリに安住していた 「住宅・建築」 が、なんと小説と並んで3位に浮上したこと。 とくに今回は 「建築士」 に焦点を当てた本が 多く出版されたし、「高気密・高断熱」 にポィントを当てた 「健康住宅」 も花盛り。 しかし それは大変喜ぶべきことだと思うが、反面 除加湿を全く無視した住宅の横行を招いていることについては、文句が言いたくなってくる。
「壁内通気」 だけで、除加湿が完全に行えるというのは、世界に例を見ない。 日本の技術がそこまで進んでいるのなら、堂々と公開すべきではなかろうか。 どうも、インチキ臭い匂いがしてならない。

そして、前回のトップであった 「小説」 が低迷。 たしかに、今期は面白い小説に巡りあうことが出来なかった。 これは私の怠慢ということではなく、本当に面白くてワクワクする作品が少なかったように思う。 決して小説を嫌っているのではない。 面白い小説が面白くないと、本数が稼げない。 今回読書冊数が減ったのは、面白い小説が少なかったことに原因があったという気がする。

それと、ノンフェクション物も不作のような気がした。 私はどちらかというとノンフェクション・ファン。 「科学・技術・教育」 ものにも、高い関心を寄せている。 しかし、最近のITものには正直なところ難しすぎて手こずっている。 なんとかして、欠陥を克服むしたいと願っているが、脳の回転が鈍くなって来たように感じてならない。
やはり、年のせいなのだろうか?


【環境・農業・食品・医療】 23冊
■介護で会社を辞める前に読む本          山下哲司   ダイヤモンド 
■地方創生 実現ハンドブック           ベンチャーサポート他  日経BP
■食物アレルギー教室                   柴田瑠美子   講談社
・田んぼが電池になる!                 橋本和仁   ウェッジ
■GDP4%の農業が自動車産業を超える       窪田新之助   講談α新書
■激安食品が日本を滅ぼす!             河岸宏和   辰巳出版
・医療政策を問いなおす                 島崎謙治   ちくま新書
■農福連携の「里マチ」づくり           濱田健司   鹿島出版
■驚異の《スーパー微生物》農法         上部一馬   ヒカルランド
・南海トラフ地震                      山岡耕春   岩波新書
■コンビニ難民                       竹本遼太   中公新書
■太陽電池入門                       市村正也   オーム社
■BE KOBE BE KOBEプロジェクト編  ポプラ社
・東日本大震災 直後の被災地で              高橋文雄   近代消防社
■希望のイチゴ 最難関の無農薬・無肥料に挑む   田中裕司   扶桑社
■震災と地域再生                     西城戸誠他   法大出版
■スマート防災                      山村武彦   ぎょうせい
■売らずに売る技術                    小山田裕哉   集英社
■成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?    上坂 徹   あさ出版
・東日本大震災                      高橋文雄   近代消防社
■「民泊ビジネス」の教科書               川畑重盛   KADOKAWA
■生物界をつくった微生物              ニコラス・マネー   築地書店
■こわい病気にかからない生活習慣          福沢嘉孝   KADOKAWA


【科学・技術・教育】 12冊
■「ネジザウルス」の逆襲                 高崎充弘  日本実業出版
■仕事が出来る人の「デスクトップ」は美しい    マネジメント普及協   すばる舎
■孤高 国語学者大野晋の生涯               川村二郎   集英社文庫
■京を発掘! 出土品から見た歴史       京都埋蔵文化財研  京都新聞センター
■最高に楽しい文房具の歴史雑学       ジェームズ・ウォード  エクスナレッジ
■ニュートリノで探る宇宙と素粒子            梶田隆章   小学館
・中学の知識でわかるアインシュタインの理論    大方 哲   楓書房
■面白くて眠れなくなる遺伝子              竹内馨、丸山篤史  PHP研
■ロボティクス最前線                日経産業新聞編集部  日経出版
■ハイドロジェン・セラピイ(水素水を科学する)   藤本幸弘   東宣出版
■もっと知りたいPM2.5の科学              畠山史郎、野口恒  日刊工業
■すごい希少金属                     斉藤勝祐  日本実業出版


【経済・経営・政治】 32冊
■新幹線を走らせた男 十河元国鉄総裁物語       高橋団吉   deco
■2020年の「勝ち組」自動車メーカー            中西孝樹   日経出版
■インターネット ガバナンス           ローラ・デナルディス  河出書房
■日本一やさしい「決算書」の読み方            柴山政行  プレジデント
■日本の少子化 百年の迷走                 河合雅司   新潮選書
■気仙沼ニッティング物語                   御手洗瑞子  新潮社
■総合商社の動向とからくり             丸紅経済研編  秀和レジデンス
■東京電力研究                        斉藤貴男  角川文庫
・ベーシック・インカムのある暮らし           古山明男  ライフサポート
■バッテリーウォーズ 次世代電池開発競争の最前線  スティーヴ・レヴイン   日経BP
■フィナンシャル・タイムズの実力              小林恭子   洋泉社
■ユーロ危機とギリシャの反乱                田中素香   岩波新書
■ものづくりの反撃          中沢孝夫、藤本隆宏、新宅純二郎  ちくま新書
■TPPがビジネスを、暮らしをこう変える          日経新聞編集部  日経出版
■進め!! 東大ブラック企業探偵団               大熊将八   講談社
■オサムイズム 小さな巨人スズキの経営           中西孝樹   日経出版
■移民からみるアメリカ外交史           ダナ・R・ガバッチア   白水社
■安倍官邸 vs 習近平                  読売新聞政治部   新潮社
■小倉昌男のマーケテング力                 中田信哉   白桃書房
■レクサス トヨタは世界的ブランドを打ち出せる   井元康一郎   プレジデント
■センサーネット構想                     三品和広  東洋経済
■日本病                       金子勝、児玉龍彦  岩波新書
■経営がよく分かる本         土方千代子、西川昌祐、小川亮  秀和システム
■失敗すれば即終了! 日本の若者がとるべき生存戦略    Rootport   晶文社
■期限切れおにぎり                     鈴木哲夫  近代消防 
■よみがえる松岡洋右                    福井雄三   PHP研
■ガルブレイス                        伊東光春  岩波新書
■お金の流れで読む日本の歴史              大村大次郎   KADOKAWA
・トヨタ最強の時間術                     桑原晃弥   PHP研
■△悲劇の発動機「誉」                   前間孝則  草思社文庫
■△イノベーションの仕事術               竹中平蔵   幻冬舎
■△「シェル革命」の夢と現実              柴田明夫   PHP研


【小説】 21冊
■団塊の秋                           堺屋太一  詳伝社
■三匹のかいじゅう                    椎名 誠   集英社文庫
■シャッター通りに陽が昇る               広谷鏡子   集英社文庫
■約束の時                        白崎博央  ダイヤモンド
■砂の王宮                          楡 周平   集情社
■情け深くあれ                       岩井三四三  文芸春秋
■ウェブ小説の衝撃                    飯田一史   筑摩書房
・わたしの宝石                       朱川湊人   文芸春秋
△売国                            真山 仁  文芸春秋
△ナナフシ                         幸田真音   文芸春秋
■△ランウェイ(上)                    幸田真音   角川文庫
■△ランウェイ(下)                    幸田真音   角川文庫
■△スケープゴート                    幸田真音   中央公論
■△財務省の階段                      幸田真音   集英文庫
■△アファンの森の物語                CW・二コル   アートディズ
■△脱 限界集落株式会社                黒野伸一   小学館
■△台湾ニワトリ島乱入                 椎名 誠   角川文庫
■△銀翼のイカロス                   池井戸潤   ダイヤモンド
■△美食探偵                        火坂雅志   角川文庫
■△虚空の星(上)                      楡 周平   新潮社
■△虚空の星(下)                      楡 周平   新潮社    

【ノンフェクション・旅行】 20冊
・震災復興に挑むキリンの現場力      ソーシャルイノベーション研   日経BP
■石ってふしぎ                        市川礼子  柏書房
■飛ぶ!撮る! ドローンの購入と操縦         高橋亨監修   技術評論
■1935年のサムライ野球団                  佐山和夫   ADOKAWA
■脱中国で繁栄する日本 国を滅ぼす朱子学の猛毒    井沢元彦   徳間書店
■解決! 空き家問題                    中川寛子  ちくま新書
■寝ころび読書の旅に出た                  椎名 誠  ちくま文庫
■雨の匂いのする夜に                     椎名 誠  朝日出版
■山村留学                           青木孝安  農文協
■身近な鳥の生活図鑑                    三上 修  ちくま新書
■旧暦読本                           岡田芳朗  創元社
■蔵を継ぐ                           山内聖子  双葉社
■北欧の挿絵とおとぎ話の世界         海野弘解説  バイインターナショナル
■チャンスの波に乗りなさい                  澤満寿子  徳間書店
■日本の仏像                         薬師丸君子  西東社
■ヨーロッパから民主主義が消える           川口マーン恵美   PHP新書
■無国籍の日本人                      井上まさえ   集英社
■フィールドの天気がわかる                 武田康男   地球丸
■△叱られる力                       阿川佐和子  文春新書
■△本の運命                        井上ひさし  文芸春秋


【住宅・建築】 21冊
・首都直下型地震                     平田 直   岩波新書
・百年健康住宅                      松本 祐   エール出版
・バリアフリー住宅読本               バリアフリー研他   三和書籍
・東京デザイン散歩マップ                松田 力  エクスナレッジ
・日本建築入門                      五十嵐太郎  ちくま新書
■人が集まる建築                       仙田 満  現代新書
■夢を叶える家づくり                     高垣吾朗  青春出版
■入居者が希望する驚異の0円賃貸システム      池田建学   幻冬舎   
■建築家ら都市を、都市から建築を考える       槇 文彦他   岩波書店
■非常識な建築業界                     森山高至   光文新書
■土と水の探究者たち                   瀬古一郎  ダイヤモンド
■家族の健康を守る家                    深谷賢司   PHP研
■これからの建築士             倉方俊輔、吉良森子、中村勉  学芸出版
■ツリーハウスを作りたい              ツリーハウス倶楽部  二見書房
■知的富裕層が選ぶ先進的健康住宅           
■なぜぼくが新国立競技場をつくるのか       隈 研吾   日経BP社
■一生健康に暮らせる住まいづくり           渡邊和司   幻冬舎 
■建築士音無薫子の設計ノート               逢上央士   宝島文庫 
△住宅巡礼                          中村好文   新潮社
■△私は悪い建築業者                 山川行夫   データーハウス
■△世界の夢の集合住宅            及川さえ子  バイインターナショナル


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